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2011年1月アーカイブ

個展開催2月2日から28日まで

早春の北鎌倉。見晴らしの良い一軒のギャラリー。
7回目の個展は絵画・版画・本など34点の作品で構成。

日々の葉音告知.gif
日本画顔料を用いた絵画を中心としながら
今回初めての試みとして銅版画・リトグラフ・シルクスクリーン作品を出品します。
さらに活版印刷、意匠を施した手製の本も。


どの作品にも
一貫した作者の姿勢を感じていただけると信じています。
かつ、見に来てくださった方が
何だか良かった、楽しかった、と
ふんわりした気持ちになってくれることを。


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風となって
吹くものを聞け
静かさから生じてくる
絶え間ない知らせを聞け

10年以上前のスケッチブックに
書き留めてあった言葉。
私が考えた言葉なのか、
誰かの言葉を書き留めたのか
思い出せない。ただ、
いつでもその言葉は
わたしの内にあり、
私の制作を支えてくれている。

めぐる毎日。変わること、
変わってしまったこと。
変わらないこと、
耳を澄まし続けること。
あなたのこころの
静かなさざめきを見つける。


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切符展覧会、開催中です。

茅ヶ崎kalokalohouseで開催中の「切符展覧会」。
手製本の作品が好評を頂いています。
kalokalohouse正面.gif
漆喰の白壁が美しい、雰囲気の良いギャラリーです。
手製本「青空切符」と絵「銀.gif
青色の布を表紙にした手製本「青空切符」は、この展覧会のために描いた短いお話。
外国製の手漉きの紙で作られた1ページを繰るごとに、様々な切符が登場します。本文はすべて活版印刷。
手作りなので一冊一冊が微妙にエディションが違うのですが、
こちらの一冊は見返しがシルクスクリーン作品のバージョンです。
透明なオビにも、シルクスクリーンで絵が施されています。
(オビは読むときの邪魔になるのでいったん外してあります。)
奥の絵は「銀河の切符」。活版印刷とともに額装しました。

青空切符を読む人.gif
じっくりと読んでくださっている方を見かけると、作者としては嬉しいものです。

活版印刷でつくったハガキやカードも作りました。
作品の隣にそっと置いてあります。
こちらもご好評を頂いています。


この展覧会では他にもたくさんの作家さんがいろいろな「切符」作品をつくっています。
水木がお休みで、2月8日まで。是非どうぞ。

ちなみにこのギャラリーから歩いてすぐの「手作りレストラン たさき」は
ご飯もお味噌汁もおかずも、何もかもすごく美味しい。合わせてお勧めですよ!



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