松濤美術館で開催中のクートラス展に行こうと、Bunkamura前の坂をゆるく登っていた午後3時、
なんと、田中陽希さんとすれ違いました。
「グレートトラバース 日本百名山ひと筆書き」で有名な、
プロアドベンチャーレーサーの陽希さんです。
びっくりして声を上げそうになっちゃいました。
山じゃなくて、こんな都会のただ中で遭遇するなんて。
彼はあっという間に渋谷の人混みに消えていってしまいましたが、
その顔はまっすぐ前を、瞳は遠くを見て
肩は大きく、手足は長く、黒々と日焼けした肌は無駄なく引き締まり、
迷いなく歩き去るその姿は、チーターとかヒョウとか、精悍な獣みたいに見えました。
ここのところ毎朝
グレートトラバースが再放送しているので、
いつもそれを観ては今日もがんばろうなんて思っていたところ
まさかの遭遇、きっとこれはわたしの春一番。
さあ、あたらしい季節の到来だ。風立ちぬ。いざ。
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